発売予定日が発表され、より盛り上がりを見せているPS5。
公式、リーク、ウワサレベルの考察まで様々な情報や憶測が飛び交っています。
中でも編集部が注目しているのは「下位互換機能」の実装。
PS5でもPS4のソフトが遊べる機能です。
PS5でもPS4のソフトが遊べる可能性!ソニーが下位互換特許を取得!
そもそも事の発端はソニーの経営方針説明会での説明資料。
この資料では下位互換について前向きに導入を検討している事が示唆されています。
PS4が発売されて5年以上が経過した現在。
次世代機であるPS5の発売がアナウンスされたのちにも、毎月多くのタイトルが発表されています。
2018年末の時点で累計8億7600万本ものソフトが販売され、ソニーから見ればとても大きな資産。
これらの資産を活かし、PS5発売時の初速を上げ、ハード市場で大きなシェアを獲得していく狙いが見えます。
また、現行のPSVRもそのまま使える予定とのコメントもある事から、PS4のソフトはPS5でも遊べる可能性が高いと見ています。
参考 : 旧ハード、現行ハード毎の互換性
PS1 | PS2 | PS3 | PS4 | |
PS1 ソフト | ○ | ○ | ○ | × |
PS2 ソフト | × | ○ | ※ | × |
PS3 ソフト | × | × | ○ | × |
PS4 ソフト | × | × | × | ○ |
※PS3の初期型のみ、下位互換が搭載されています。(後述)
プレステの互換性は、PS3を最後に無くなっています。
PS3の初期型までは「互換性こそプレステの醍醐味」という当時のトップの考えにより、下位互換が実装されてきました。
その結果、搭載するパーツやディスクの仕様の違いを解決するために、コストが増加。
ハード自体も多くのパーツや機構を備えるため大型化し、従来のスマートなものからずんぐりした野暮な見た目に。
使用するパーツが多くなりコストが増加すれば、当然販売価格も上がります。
PS3の初期型は一部のマニアやファン以外にはあまり売れず、芳しくない滑り出しとなりました。
※当時のトップはこの事をキッカケに失脚し、チームは解散、本社ビルも手放すという大失敗に終わりました。
ご存知のとおり、その後のPS3は互換性を排除し値段を下げた新しい型を発売。
初期型とはうって変わって大ヒットとなりました。
のちに発売されたPS4に下位互換が備わっていなかったのは、これらの要因が大きいと考えられます。
そんなPS4が発売されてから6年、PS3は13年もの月日が経っており、その間に技術は急速に発展しました。
言わば技術の発展途中、または大きな転換期に発売されたPS3とPS4には実装出来なかった機能。
パーツの小型化、低価格での安定供給といった恩恵を「PS4ソフトを引き続き遊べる」というカタチで受けられるのは、かなり期待できます。
まとめ : PS5でPS4のソフトが楽しめる可能性は大いにある
現行のPS4では実装されなかった「下位互換」の機能。
昨今ではオンラインでのアップデートや追加コンテンツが主流化してきているため、PS5発売後も引き続き楽しめると嬉しいですよね。
特に最近のタイトルは4Kに対応しているものもあります。
いまさらPS4 PROは買わないけど、PS5で楽しめたら良いなぁ、と思っているファンは多いハズ。
続報が出次第、またご案内します!